ストレスが重なった時期、なぜかお腹の調子も悪くなった経験はありませんか?
仕事の負担が増えて、資格試験のプレッシャーもあって、子どもの進学への不安も重なって…。
そんな時期、気づいたら私自身も便秘気味になっていました。

当時のジャーナリングを見返すと「頑張ったね…」と思うくらい、心も体も疲れていた時期です
便秘のせいで余計に気持ちがモヤモヤするし、肌荒れも気になる。
心が疲れているから便秘なのか、便秘だから余計に心が疲れるのか…。
そんな負のループに入っていた私が行き着いたのが、脳腸相関という考え方でした。
この記事では、ストレスとお腹の不調が繋がっている理由を管理栄養士の視点で解説し、ストレスが消えなくても今日からできる腸活アプローチをお伝えします。
「最近なんとなくお腹の調子が悪い」と感じているワーママの方に、読んでもらえたら嬉しいです。
ストレスでお腹の調子が悪くなるのはなぜ?
「緊張するとお腹が痛くなる」
「大事な日に限って便秘になったり、逆にトイレの回数が増える」
こんな経験に心当たりのある方も多いのではないでしょうか。
これは気のせいではなく、脳と腸が深く繋がっているからです。
脳腸相関とは
脳と腸は自律神経を介して、双方向に情報を送り合っています。
ストレスを感じるとそれが脳から腸へ伝わり、腸の動きが乱れます。
反対に、腸の調子が悪いと脳にも影響し、気持ちが不安定になることがあります。
つまり「心が疲れているから便秘」も「便秘だから心が疲れる」も、どちらも起こりうるのです。
交感神経優位で便秘になりやすい
ストレスがかかると、体は交感神経が優位な状態になります。
交感神経が優位になると腸の動きが抑制され、便秘になりやすくなると考えられています。
忙しいワーママはただでさえ交感神経が優位になりやすい生活をしています。
ストレスが重なると腸が影響を受けやすい状態になるのは、ある意味自然なことかもしれません。
「ストレスを減らせばいい」は正論だけど…
「ストレスを減らしましょう」
「もっとゆっくり休みましょう」

…分かってるけど、それができないから困っているはず
仕事も育児も家事も、簡単には手を抜けない。
ストレスの原因がすぐに無くなるわけでもない。
だからこそ、ストレスが消えなくても、腸の側からアプローチするという考え方が大切だと思っています。
慢性的な便秘に、腸活でできること
ストレス自体をコントロールするのは難しくても、腸の環境を整えることはできます。
腸の側から、心も体も疲れにくい状態を目指しましょう。
発酵食品・食物繊維で腸内環境を整える
腸内の善玉菌が増えると、腸の動きが整いやすくなります。
ヨーグルト・納豆・味噌などの発酵食品と、野菜・きのこ・大麦などの食物繊維を意識して摂ることが基本です。

私自身も便秘が気になった時期、意識的にヨーグルトを食べたり野菜を増やしたりしました
「これが効いた」と断言はできませんが、できることをやる、という感覚で続けていました


腸活ヨガ・自律神経を整える動きを取り入れる
ヨガの腹式呼吸や、自律神経を整える動きは、腸の蠕動運動を促す効果が期待できます。

私はストレスが重なっていた時期、腸活ヨガや自律神経系のヨガを取り入れていました
終わると数分後にトイレに行きたくなったり、体を動かすことでリラックスできたりと、私には効果があったと思います
腸活の面だけでなく心が安定する感覚もあるので、個人的にはおすすめです!
難しく考えず、深呼吸や軽いストレッチから始めるだけでも十分です。
睡眠と食事のリズムを整える
腸は規則正しいリズムを好みます。
食事の時間をできるだけ一定にすること、睡眠をしっかりとることが、腸の動きを安定させる土台になります。
結局、私の便秘はどうなったか
私の場合は、ストレスの原因が少しずつ落ち着いてきたタイミングで、自然と便秘も改善していきました。
腸活が効いたのか、ストレスが減ったのか…正直どちらが大きかったかはわかりません。
でも、どうにもならない時期に腸からできることをやっておくという選択は、間違っていなかったと思っています。
何もしないよりは、体に向き合う時間があったことで、気持ち的にも少し楽になれた気がしています。
ストレスは減らせなくても、腸の側からできることを
ストレスとお腹の不調は、脳腸相関という観点からも繋がっていると考えられています。
「ストレスを減らせばいい」はわかっていても難しい。
だからこそ、腸の側からできることを少しずつ積み重ねることが、遠回りに見えて近道かもしれません。
お腹の調子が悪いと感じているワーママのみなさん、もしかしたら心とお腹が疲れているサインかもしれません。
できる範囲で、腸を労ってみてください。
参考
(1)公益財団法人日本腸内細菌学会 脳腸相関 https://bifidus-fund.jp/keyword/kw033.shtml(26/06/02)
(2)Mykinso 脳腸相関とは?脳と腸が相互作用するメカニズムとセロトニンの関係を解説【管理栄養士監修】 https://mykinso.com/mykinsomedia/459(26/06/02)
(3)太陽化学株式会社 脳腸相関が科学的に説明できるようになってきています https://www.taiyokagaku.com/lab/column/11/(26/06/02)





コメント