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特定保健指導の対象者、「やる気ない人ばかり」は本当?実際に面談して感じたこと 

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正直に言うと…最初はちょっと怖かった

私は数ヶ月前、特定保健指導の指導員に挑戦しました。
応募した理由は、在宅でできて、管理栄養士の資格が活かせる仕事だと思ったからです。

でも同時に、不安もありました。

特定保健指導の対象者で多いのは40〜60代の男性。
それまであまり関わったことのない年代です。

「うまく話せるかな…」
「怖い人とかいそう…」

「どんな人が来るんだろう」と思って「特定保健指導 対象者 特徴」と検索していたくらいです

そして心のどこかで、こんなラベルを貼っていました。

ここまで数値が悪くなっても放置していた人たち

どうせやる気がないんだろうな。
目標設定もしてくれないかもしれない。
画面が繋がった瞬間に「こんなのやりたくないんだよ」と言われるんじゃないか。

…今思えば、かなり失礼な先入観ですよね。

対象者の方がご覧になっていたら、本当にごめんなさい

でも正直にいうと、当時はそう思っていました。

「1ミリもやる気がない人」はそもそも来ない

面談を実施していくと、色々と気づいてきます。

その中でも、最初に懸念していた「こんなのやりたくないんだよ」という人たち…。
そのような人は、実際はほとんど当たりませんでした。

もしかして、本当に1ミリもやる気がない人は、そもそも申し込まないし、面談にも現れないのかも。

当日無断キャンセルの人は残念ながらいます

そういう方は、残念ながら「こんなのやりたくない」人かもしれません

でも面談に来てくれた時点で、その人は何かしら「変えたい」という気持ちがあるのではないか。
少なくともスタート時点では、少しでも話をする気持ちを持ってくれている。

これに気づいただけで、画面を開く前の緊張感がだいぶ変わりました。

実際に始めてみたら、全然違った

面談を重ねていくうちに、「やる気がない人」という像がどんどん崩れていきました。

「良くしたいとは思っているけど、始められていない」という方が多い

「数年前と比べて〇kg増えていて、減らしたいとは薄々思っていました」
「だけどきっかけもなかったし、何をしていいのかわからなくて」

お話してみると、こういった方も多いです。
※会話例はイメージです

やる気がないのではなく、きっかけがなかっただけなのかも。

考えてみれば、私自身もイベントなどで「この日までに痩せたい」と目標ができたときに、初めて本気で努力した気がします

そういう方に「まずは3か月間、これだけやってみるのはどうでしょう?」と一緒に考えると、「それならできそうです」「効果があるなら、これもできると思います」とおっしゃってくださいます。

目標を聞くと、意外とちゃんと答えてくれる

「理想の姿や、目標はありますか?」と聞いてみると、「5kgは落としたいですね」「少しきつめの服を無理なく着られるようになれたら…」と話してくれる方も。

また、最初は「えー特に…」とおっしゃっていた方も、ぽつりと「昔は今より〇kgは痩せてたんですよ…」と、少しでもご自身に向き合い始めていると感じるときもあります。

今回の面談でご本人に明確な目標が無かったとしても、自身の体に一度向き合ってもらえただけでも大きな一歩なのかなと思っています

「どうせやる気がないんだろうな」とラベルを貼っていた自分が恥ずかしいくらい、多くの方が目標をもって参加してくださっていることに正直驚きました。

「自分でやってみてるけど、なかなか結果につながらない」という方も

「ご自身ですでに何か取り組まれていますか?」と聞くと「○○をしています、でもなかなか数値が変わらなくて…」と答えてくださる方もいました。

自分なりに頑張っているのに思ったような結果に繋がらない、と悩んでいる方にこそ、専門的な知識とサポートで結果に繋げるのが仕事ではないか

数値だけ見て「放置していた人」なんて考えていた自分を心から恥じました。

継続支援で「体重が減ってきたので、さらに減らしたくてこんなことも始めてみました」とご自身から話してくれたときは、「やり方さえわかれば自身で進んでいけるんだ」と、これまで見えていなかった大きな気づきを得たような気がします。

数値が悪いのは、本人のせいじゃないことも多かった

もう一つ、様々な方とお話している中で強く感じたことがあります。

「転職してから活動量がぐっと減ってしまった」
「付き合いの飲み会が断れない」
「仕事が終わるのが夜遅くて、夕食時間もどうしても遅くなる」
「仕事柄、朝昼の食事は簡単なものしか食べられない」

こういった話はとてもよく出てきます。

怠惰でも無関心でもなく、働き方や仕事の環境によって、気づいたら数値が上がってしまっていた
でもその環境の中で、仕事を優先して頑張っている

「ここまで放置していた人」というラベルは、あまりにも一面的だったと反省しました。

不安なまま始めても、たぶん大丈夫!

特定保健指導を始める前、「やる気のない人の指導は難しそう」と感じている方は多いと思います。
私もそうでした。

でも実際には、来てくれた時点でその人には「変えたい」という気持ちがあって、目標もあって、でもきっかけや自分に合ったやり方が分からなかっただけかもしれないです。

お話をして一緒にできることを考えていくと、私たちが想像していたより、ご自身から「これならできる」と宣言してくださる方は多いと思います。

「きっとこんな人なんだろうな…」という先入観が当たるときも、もちろんあります。
でも最初から決めつけるのではなく、フラットな気持ちでお一人おひとりと向きあうことが何より大切だと、そう思っています。

同じ不安を抱えてこれから始める方に、少しでも参考になれば嬉しいです。

あまの

管理栄養士/2児の母。
片道1.5時間の通勤をしながら、仕事・育児・副業に奮闘する毎日を送っています。
「子どもともっと一緒にいたい」「自分の時間がほしい」「でも収入は手放せない」
そんな悩みを抱えながら、自分らしい働き方を模索中。
このブログでは、同じように頑張るワーママへ、時間の作り方・副業の始め方・管理栄養士としての経験を発信しています。

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