前回は、在宅で特定保健指導ができると知り、早速説明会に応募したところまでお話しました。
どんな話が聞けるだろう、とワクワクする一方で「特別な機材や部屋は必要?」「時短正社員で時間は作れる?」「子どもがいても大丈夫?」と、落ち着いて考えるとさまざまな不安も…。
今回は、業務委託の指導員として一歩踏み出すまでに準備したことや、会社選びのポイントを、経験した範囲内でできるだけ詳しくお話します。
専用の部屋はいる?準備した道具と場所
在宅ワークと聞くと、専用の機材や部屋を用意するイメージがあるかもしれません。
しかし特定保健指導に関しては、そこまで多くはないと思います。

参考書や資料類は別として…
必須の道具は?
在宅で面談をするので当たり前ではありますが、安定したWiFi環境とPCは必須です。

スマホやタブレットだけでは難しいと思います
PCは会社が貸し出してくれる場合もあるので、初期費用を抑えたい方は「PC貸し出しあり」を条件に探すのがおすすめです。
また、私は面談の最中に外の音が聞こえると集中できないので、ノイズキャンセリング付きのマイク付きイヤフォンを使用しています。
5000円くらいのもので十分ですが、こちらも途中で電源が切れたり接続不良にならないように注意しましょう。
専用の部屋は用意する?
面談内容は個人情報の塊なので、リビングなどの家族がいる場所ではなく、個室を確保します。
これは「専用の部屋」でなくても、面談中に一人になれる空間であればOKだと思います。

私は家族に協力してもらい、面談時間は別の部屋にこもっています
ただ、部屋の一角にでも「面談用スペース」をあらかじめ作っておいた方が、毎回環境作りから始めなくて良いので効率はいいです。
実際に稼働がスタートしてからで十分なので、ぜひご自身の働きやすい環境を整えてみてくださいね。
時間はどうやって確保する?家事育児との両立方法
時短正社員として働き、家事育児もこなす中で「いつ仕事をするのか?」は最大の課題でした。
そこで私は、朝活の時間に特定保健指導業務の一部を充てることにしました。
自分一人でできる作業は、朝活で!
指導の事前準備やチャットでの継続支援は、全て朝活の時間でおこなっています。
この朝の時間は、どんなに日中が忙しい日でも必ず確保できる「自分だけの時間」です。
そのため、仕事が回らなくてストレスがたまることもなく、大きな心の余裕にも繋がっています。


面談は「確実に可能な枠」を決めておく
面談は、さすがに早朝にはできません。

個人的には実施したいですが…笑
そこで私は家族と相談し、「この曜日のこの時間なら子どもを見てもらえる」という枠をあらかじめ決め、そこだけを面談可能枠として登録しています。
子育て中ならここをチェック!会社選びで気を付けたポイント
ここからは、子育て中のママ管理栄養士なら特にチェックしておきたいポイントを、個人的な独断でご紹介します。

子育てと両立できるかどうかは、契約する会社で変わってくるといっても過言でありません(多分)
継続支援のメインがチャットか
電話支援は相手の都合に合わせる必要がありますが、チャットなら時間を気にせず返信が可能です。
そのため、「朝活の時間にチャットで継続支援をする」といったように、スケジュールが立てやすくなります。

電話支援の場合、相手が出るまで日にちと時間を変えて何度も架電する必要があったりします
自動予約システムがあるか
自分で対象者と電話で日程調整するのは、時間的にも精神的にも大変です。
システム上で自分の空き枠を登録し、そこにマッチングした対象者と自動で面談予約を入れてくれる会社を選ぶと、調整ストレスがゼロになります。
サポート体制の有無
どんなに気を付けていても、子どもの急な体調不良は避けては通れません。
そんな時、代わりに面談してくれる人をどうやって見つけるのかはかなり重要だと思います。
そういった緊急時に、代わりの指導員を探してくれる等のフォロー体制があるかは、契約前に確認しておきましょう。

詳しいことは募集要項だけでは分からないことも多いので、説明会で積極的に聞いてみましょう!
お子さまがまだ小さく、ママから離れると泣いてしまう時期や、保育園などに入りたてで体調不良を連発する時期、面談中に子どもを見てくれる人がいない場合は、正直、面談を実施するのは難しいかもしれません。
そんなときは、まずは「チャット支援のみ」の案件を探したり、「家族が確実に休める日だけ予約を入れる」といった無理のない範囲で検討するか、「今は難しい」と割り切って準備期間にする選択でもいいと思います。
会社側も分かってくれている気がする
説明会に参加してみると、指導員が働きやすいようなマニュアルや研修が想像以上に手厚く用意されていました。
また、管理栄養士自体が女性の割合が高いことや、「自由な時間に在宅で働きたい」と思うのは私と同じように「子育て世代のママ」が多いこともあるのか、これまで話したような不安点に対して会社側も理解があり、対策をしてくれている印象でした。
そのため、ブランクがあったり、指導経験が少なかったりするママ管理栄養士さんでも、挑戦しやすい環境を整えてくれている会社がほとんどだと思います。
まずは一歩踏み出そう!
「私にはまだ早いかも」「準備が整ってから」と思っているうちに、時間はどんどん過ぎてしまいます。
まずは、どんな会社があるのか検索してみる、説明会に参加してみる。
その小さな一歩が、1年後のあなたの働きかたを大きく変えているかもしれません。
私自身、この業務を始めたことで誰かの健康を支えている、自分の力で稼げている、そして面談を通して日々スキルアップしているという実感をもてるようになりました。
また、少しずつですが、一歩ずつ未来に進んでいる感覚があります。
まずは「職業体験」のつもりで、楽しみながら一歩踏み出してみませんか?


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