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慢性的な便秘に悩むワーママへ。食事で改善できる方法を管理栄養士が解説

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腸は、心や体と繋がっている

外食が続いた週や、ストレスがたまっている時期に限って、決まってお腹の調子が悪くなる。
そんな経験はありませんか?

私自身、野菜が少ない食事が続いたり、仕事や私生活でストレスが重なったりすると、便秘になって心も体も重くモヤモヤすることがありました。 

腸の調子に心や体がこんなに影響されるなんて、と驚くほど…

腸はストレスや食事の乱れに正直に反応します。
忙しいワーママにとって、便秘は「よくあること」かもしれませんが、放置するのは避けたいですよね。

この記事では、慢性的な便秘の基本と、改善に向けた食事方法を管理栄養士の視点でまとめました。


まず知っておきたい!食事で治る便秘とは?

便秘にはいくつかの種類があります。

大腸そのものに病気や形態的な異常がある器質性便秘は、食事療法だけでは改善が難しく、医療機関での治療が必要です。

この記事で扱うのは、検査で異常が見つからない機能性の慢性便秘です。
さらに症状によって2つに分けられます。

  • 排便回数減少型:排便回数や量が減少し、便が腸の中に滞って出てこないタイプ
  • 排便困難型:便は直腸まで来ているのに、うまく出せないタイプ

どちらのタイプかによって、効果的なアプローチが変わることもあります。
「食事を見直しても改善しない」という場合は、一度医療機関に相談することをおすすめします。


慢性便秘になりやすい人

以下に当てはまる方は、慢性便秘のリスクが上がるといわれています。

  • 女性
  • 加齢
  • 身体活動量が少ない
  • 腹部の手術歴がある
  • うつや不安などの心理的なストレスがある
  • 糖尿病・甲状腺機能低下症などの基礎疾患がある
  • 特定の薬を服用している

ワーママは「ストレス」「運動不足」「食事の乱れ」が重なりやすい環境にあります。
こういった生活習慣を改善することで、便秘解消につながる可能性が高まります。

便秘解消に繋がる食事・成分

世の中には「便秘に効く!」とうたわれる食品や方法がたくさんあります。

本当にどれも効果があるの?


ここからは、その中でもガイドラインや研究で効果が認められている食事・食品をいくつかご紹介します。

シンバイオティクス

近年、便秘と腸内細菌の関係が注目されています。

プロバイオティクス(善玉菌そのもの)とプレバイオティクス(善玉菌のエサ)を組み合わせたシンバイオティクスは、腸内環境を整え、便秘改善に効果的と考えられています。

具体的には、ヨーグルト+バナナ、納豆+もち麦ごはんなどの組み合わせが日常的に取り入れやすいです

シンバイオティクスの詳しい解説はこちら。

準備中

キウイフルーツ

自発排便率と排便回数の増加が認められています。

グリーンキウイはゴールドキウイの約2倍の食物繊維を含むため、便秘改善にはグリーンキウイがおすすめです。

目安量は、小さめのものなら1日1〜2個(150〜200g)です

プルーン

キウイフルーツと同様、排便回数の増加が認められています。

目安量は、1日2〜5粒(40g)です

1個あたり15〜25kcalあるので食べすぎには注意…!

糖尿病・腎臓病などがある方は、果物の摂取量に制限がある場合があります。主治医や管理栄養士にご確認ください。

グアーガム分解物(PHGG)

インド・パキスタン原産の「グァー豆」から作られる発酵性食物繊維です。

慢性便秘に対して排便回数を増やし、便秘薬の使用量を減らす効果が報告されています。

無味無臭で水に溶けやすいため、飲み物や料理に混ぜるだけで手軽に摂れます。
ビフィズス菌を増やす作用も特徴的です。

酪酸

腸内細菌(酪酸菌)によって作られる短鎖脂肪酸のひとつで、腸の動きを促すセロトニンの産生を助けることが報告されています。

グアーガム分解物と酪酸菌を一緒に摂れる商品もあります。

サイリウム(オオバコ)

水に混ぜるとゼリー状に膨らむ植物由来の食物繊維で、排便回数の増加が認められています。

飲み物に混ぜたり、料理に加えたりして使います。

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その他

その他、以下の食事や食品、生活習慣も便秘解消に効果的です。

  • 米・豆由来の食物繊維を多く含む食事
  • ヨーグルトなどの乳酸菌食品
  • 適度な運動・十分な水分摂取

逆に、菓子類やパン類が多い食事は便秘を悪化させることがあります


まずは1つから始めてみよう

慢性的な便秘は、食事と生活習慣の見直しで改善できる可能性があります。

ただし、全部一度にやろうとしなくて大丈夫!

「キウイを1個食べてみる」「ヨーグルトを朝食に取り入れる」など、できることから1つずつ始めてみてください。

体の中から整えることが、毎日を軽やかに過ごすための第一歩になりますよ。

参考

(1)便通異常症診療ガイドライン2023‐慢性便秘症 https://minds.jcqhc.or.jp/common/wp-content/plugins/pdfjs-viewer-shortcode/pdfjs/web/viewer.php?file=https://minds.jcqhc.or.jp/common/summary/pdf/c00812.pdf&dButton=false&pButton=false&oButton=false&sButton=true#zoom=auto&pagemode=none&_wpnonce=3b871a512b(2026/05/26)

(2)日本内科学会雑誌 第108巻 第1号慢性便秘の定義と分類」 https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/108/1/108_10/_pdf(2026/05/26)

(3)日本大腸肛門病会誌 72「Ⅴ.慢性便秘症に対する食事療法,運動療法,理学療法」 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcoloproctology/72/10/72_621/_pdf(2026/05/26)

(4)内藤裕二.すべての臨床医が知っておきたい腸内細菌叢.羊土社.2021

あまの

管理栄養士/2児の母。
片道1.5時間の通勤をしながら、仕事・育児・副業に奮闘する毎日を送っています。
「子どもともっと一緒にいたい」「自分の時間がほしい」「でも収入は手放せない」
そんな悩みを抱えながら、自分らしい働き方を模索中。
このブログでは、同じように頑張るワーママへ、時間の作り方・副業の始め方・管理栄養士としての経験を発信しています。

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