今回は、「自分らしい働きかた」を考え始めた、ひとつのきっかけをお話しします。
それは、数年前に行った転職活動です。
結局、転職せず同じ会社で働き続ける決断をしました。
しかし、一度本気で動いてみたことで、小さな子どもを育てるママが直面する厳しい現実を知ることができました。
そして、これからの人生で何を大切にしてどう働いていきたいのかを、改めて考え直すきっかけになりました。

この転職活動の経験が、「自分らしい働きかた」を見つけるためのスタートだったように思います
転職を決意したあの日
復職してから数年後のある日、上司から「別の勤務地へ異動してほしい」と告げられました。
異動自体は珍しいことではなく、私自身もこれまでに経験がありました。
しかし、提示された異動先は自宅から片道1時間半かかる場所。
つまり往復3時間…。
今でさえ朝早くから夜までバタバタなのに、これ以上子どもと過ごせる時間が減ってしまうのか。
しかもその時間は、言ってしまえば給料も出ないただの移動です。
その瞬間、「今の会社に、そこまで固執する必要はないのかも?」という気持ちが生まれました。
そこで、転職を決意します。
ワーママの転職活動、想像以上に厳しい現実
まずは栄養士/管理栄養士専門の転職サイトへ登録し、エージェントの方に希望を伝えました。

子ども達との時間も大切にしたいので、17時半には家に着きたいと思っています

保育園の継続条件である、自治体の就労時間基準は満たしたいです

保育園に預けられない土日・祝日は休みたいです
しかし、返ってきたのは厳しい現実…。

正社員の場合、1年目から時短勤務ができる会社はかなり少ないです
パートの場合、 フルタイムで夜までか短時間を週に少しの募集が中心となります

管理栄養士という資格の特性上、病院や施設の募集が多くなります
それらはシフト制が多いため、土日・祝日休みは難しいですね
特に困ったのが、保育園の継続条件と企業のニーズのズレです。
例えば月60時間以上・15日以上の就労が必要な場合、平均して1日4時間ほど働く必要があります。
しかし、企業側は「それだけの日数が必要な仕事なら、夜まで働いてほしい」「短時間でいい仕事なら、15日も必要ない」という考えが多いそうです。
預けるために働きたいママと効率よく働いてほしい企業…。
このギャップを埋める難しさに直面しました。
また、もうすこし広く見てみようと思い、一般的な転職サイトにも登録してみました。
そこでは、こうアドバイスされます。

同年代(当時30代前半)の平均として、未経験職種への応募は書類通過1割程度です
志望動機は考えなくていいから、とにかく片っ端から応募してくださいね
けれど、いざ募集要項を見ても、そこで働く自分が全く想像できなかったのです。
ここで私は、お金を稼ぐ手段としてだけでなく、自分の好きなことを仕事にしたいんだと気づきました。
今の仕事を続けながら、自分らしくはたらく準備へ
ここでもう一度、今の環境を冷静に振り返ってみました。

ある程度、やりたい仕事を任せてもらえる
子の看護休暇や有給もあり、何より周囲が子育てに理解がある
…今の私にとっては、転職するよりも今の仕事を続ける方がいいかもしれない
しかし、通勤時間の問題や時短勤務期間が終わった後の働きかたという将来の不安が消えたわけではありません。
その時、「自分らしく働けるフリーランスになるのはどうだろう」という考えが浮かびました。
「やりがいのある好きな仕事をしたい」「時間や場所を気にしないで働きたい」という理想の姿に、最も近いと思ったからです。
もちろん、すぐになれるわけではありませんし、仕事内容や収入も想像できていません。
仕事がなければ保育園も退園になってしまいます。
そこで、今の仕事を続けながら準備を進めていくことに決めました。
もし、あなたも悩んでいたら
あの時、本気で転職活動をしたことで、「働くことが自分にとってどんな存在で、何が一番大切なのか」を知ることができました。
今の環境に感謝しながらも、より納得できる働きかたを自分で作ってみたい。
そう思えたのは、この経験のおかげです。
もし、あなたも今の働きかたに悩んでいたら、誰かに話したり、試しに転職活動をしてみるのも一つの手だと思います。
その中でいい転職先が見つかればラッキーですし、今の会社の良さに気づけたら、それもまた大きな収穫かなと…!

どう進んでも、その経験は絶対に無駄にはならないはずです
皆さまそれぞれが、自分らしい働きかたを見つけられるよう願っています。
そして私も進んでいきます!

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